Grungy super stars

やんきー おじさん さんぱくがん

It’s P cool Japanese SAKE!

 先月の私ごめんな!今回もV6関係ないわ、すまんね。


 日本酒の話をする。
 
 Twitterで仲良くさせていただいている方々と飲みに行く機会がだんだんと増えており、コミュニケーション関係の構築が着々と進んでいることに感謝である。その方々はV6関係で仲良くさせてもらった方だけでなく、TEAM NACS、舞台、洋画、アニメ、声優など様々なジャンルで運良く出会った優しい人たちであり、しかも酒好き。飲みニケーションがなによりも好きな私にとって、趣味の話で席をご一緒させていただくことは、至極幸せなことでありこれほど嬉しいことはない。*1

 飲みニケーションといえば職場のイメージだが、つい先日新しいバイト先の飲み会にも呼ばれた。前々から先輩と飲みには行っていたが、大人数での飲みだったため、あまりはしゃげないなとは思っていたのだが、二杯目でこっそり日本酒を頼んだところを同期にチクられて先輩にバレてしまい、早い早いと全員からツッコまれてしまった。まあでも、私は大酒飲みというボケをしていたのでツッコまれたぶんには丁度良かったわ!*2

 サークルでもいわゆる飲みサー(飲み会を中心としたサークル)にお邪魔させてもらうことがたまにあり、酒池肉林と化した大学生特有のエロまみれな飲み会で、いつのまにか会長といぶし銀なサシ飲みになっている場合が多々ある。友達が2個上の先輩とキスをしている隣で、私はただ目の前の吟醸を会長と味わうことに生きる意味を見出している。かわいい私の道はどこで逸れたのだろうか?*3

 しかし人目も気にならないほど日本酒が好きなのである。本醸造特別本醸造純米酒特別純米酒吟醸純米吟醸大吟醸純米大吟醸...目を眩ませるほどのワードの並びに私の肝臓もシビれるのだ。まだ説明できるほどの知識は持ち合わせていないが、酒づくりについてもっと追求してみたい。気になった方はWikipediaを見るといいだろう。
日本酒 - Wikipedia


 しかしこれだけ日本酒が好きだと公言しても、私が成人したのはつい最近のことである。なぜ私は飲んでいなかったお酒の種類をこれほどまでに愛せているのだろうか。実は理由が2つある。

 
 理由の1つこれは私の地元、福島県が関係している。
 
 皆さんは福島の日本酒が5年連続で金賞受賞数1位を獲得していることをご存知だろうか。いいえ、知らないのも無理はない。あまり全国テレビでも報道されず、酒好きの間だけで知れ渡る、まさに知る人ぞ知る存在である。しかも私が出会ってきた酒好きの約半数はジジイで、日本酒好きもジジイ、さらに毛がない歯がないのだから(毛は関係ない)*4自ら情報を全国に発信することもあまりないのである。

 毎年5月ごろに行われている全国新酒観評会では、全国の酒蔵が蔵ごとにそれぞれ代表の1品を出品し、酒づくりにおいての偉い人たちがその審査を行う。出品した酒が入賞するのは約半数、その中でも特に点数が高い金賞は入賞の半数ほどに減るという。その金賞の新酒が福島にはたくさんあるのである。このような美味しく種類が豊富な日本酒が、私の家には常時並んでおり、その魅力には常に触れることができた。じーちゃんの酒好きが所以である。

www.fukushimatrip.com


 また福島にはいか人参数の子という郷土料理が存在する。いか人参はスルメイカと人参を細切りにして、醤油や酒で漬け込んだもの、豆数の子は枝豆(浸し豆)と数の子を出汁や酒で漬けたものである。よくお正月に並べられている料理だが、その際に入れる酒に、ばーちゃんはよく日本酒をドバドバ入れていた。そのため日本酒の匂いや味には慣れ親しんだ実家そのものの存在感が含まれており、私は何の苦手意識もなく日本酒を飲めるようになれたのだ。

colocal.jp


 理由の2つめは、好きなアニメや小説での印象にある。
 
 私は作家、森見登美彦先生の大ファンであり、文庫本は全て揃えているのだが、その中に夜は短し歩けよ乙女という第20回山本周五郎賞を受賞した小説がある。この小説を語ろうとするともうひと記事書かなければならなくなるため簡略化するが、冴えない大学生の男が酒飲みの黒髪の乙女に恋をして振り回される(というか勝手に振り回ってる)内容である。この黒髪の乙女が酒を飲む描写が当時中学三年生の私には非常に興味深い文で綴られており、それはそれは美味しそうで、かつ可憐で、酒といえばジジイという印象を真っ向から大きく変えたのだ。*5

 そこに加えてもやしもんという漫画がある。もやしもんを語ろうものなら大学の卒論ほどの分量を2ヶ月ほどで書くことができるのだが、簡略する。もやしもんは、東京の農業大学に通う、生まれつき菌が見える男、沢木惣右衛門直保を廻る学園コメディーである。主にコウジカビを使用した発酵による食物を扱うのだが、日本酒もその一種であり、詳しく述べるとすれば、A・オリゼーという菌がS.セレビシエとの共同作業である並行複発酵により日本酒を作り出す。

 この可愛くデフォルメされた菌たちや、内容が好きすぎて、もう何と説明したらいいかわからない。この作品に出会ったのは確か中学生の時だったと思うが、漫画もアニメもドラマもすべて面白い。私の中で全ての菌による食物が愛おしく、美味しく感じてしまうような内容であり、作り手の努力や工夫が伺える作品なのだ。だから私は美味しい日本酒の作り方にもとことん追求したいし、存じたいという愛があるのだ。*6

morning.moae.jp


 かくして私は日本酒をはじめとするお酒について魅力に触れたり知ることがあった。そのため日本酒を飲む回数が少なくとも、こんなにも愛することができているのである。まだまだ若造の私がいうことでは無いかもしれないが、獺祭がうまいだとか出羽桜が飲みやすいだとかを語る前に、作り手の情熱を伺って理解した上で自分に合った美味しいお酒をみんなに見つけて欲しい。世の中には飲みきれないほどの愛があるのだから。
 

 とまあこんなカッコつけておいて何だが、飲みやすかった日本酒を紹介する。

株式会社南部美人 | 岩手の日本酒 南部美人(NanbuBijin)
純米吟醸は甘口すぎず辛口にも偏らない、スタンダード、良いバランスと思うなぁ。

  • 福島:「飛露喜」廣木酒造 

(リンクがないのがかっこいいよね逆に)
高ぇのはうめぇ。じーちゃんが貰ってちょっと頂く良いやつ。一位って聞いたなぁ。

  • 三重:「作」清水酒造 

作 | こだわり抜いた調和と透明感。
甘口の印象が強いお酒。熱燗も冷酒も美味しいと思うなぁ。

 有名どころ高い3つ出してみた。日本酒を挑戦してみたいという方におすすめである。私もまだまだ知らない酒造ばかりだが、これからも日本酒だけでなくいろんなお酒を飲ませていただきたい。そしてワイン酒造とウイスキー樽見学は行ったので、酒蔵見学に行きたい。行きたい!行かせろ!*7
 
 以上、新米の私が執筆した。
 
 お後がよろしいようで。

*1:また飲み行こうぜ

*2:だとしたらボケすぎ

*3:これもボケ

*4:ノリは毒蝮三太夫だよ

*5:ジジイ引っ張りすぎでは

*6:銀の匙」が好きな人におすすめ

*7:勝手に行け